« デジカメ一眼デビューの記 | トップページ | 消費税と所得(前日の続き) »

2003年10月19日 (日)

「社会保障の財源」を考える

総選挙もあと1週間ほどで公示になりますね。ここへきて、年金をどうするか、という問題、それにあわせて社会保障の財源問題も争点として浮かび上がってきていますね。

自民党(と与党)も民主党も、大きな方向としては消費税を主要な財源にしていく、ということのようですが、私は“社会保障の財源を消費税でまかなう”という議論には、非常に疑問を感じるのです。

というのは、社会保障ってもともと所得の低い人へ手厚い対策が必要になるものだと思うんです。もちろん高齢化も障害も所得に関係なく起きるわけで、介助のしくみもそれぞれ必要になるのですが、所得の高い人は自力でサービスを選択できるわけですから。所得の低い人は「選択」するための前提(先立つモノ)がないですよね。それだけ公的な支援のしくみ、つまり社会保障が必要になるわけでしょ?

ところが、消費税ってのは、もともと所得の低い人ほど負担が重くなる税制なんですよね。「広く薄く負担するから公平」という議論がありますが、負担する税額は「公平」でも、所得に対する割合は「下」に重くなる税制です。(これは簡単な数式で証明できます)

そうすると低所得者への手厚い対策が必要な施策を、低所得者ほど負担が重い税でまかなうことになるわけで、これでは社会保障の意味がなくなってしまうのではないでしょうか?

というわけで私は、社会保障は消費税のような税制に頼るのではなく、所得の高い人ほど負担が大きくなるしくみでまかなうべきだと思うのですが、いかがでしょうか? もちろん、その前に無駄な公共事業とか、削るべきものがいっぱいあると思いますがね。

|

« デジカメ一眼デビューの記 | トップページ | 消費税と所得(前日の続き) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73960/11184723

この記事へのトラックバック一覧です: 「社会保障の財源」を考える :

« デジカメ一眼デビューの記 | トップページ | 消費税と所得(前日の続き) »