« 教育基本法の改定といえば…… | トップページ | 生産過程の分析② »

2006年6月 2日 (金)

“凶暴”罪、継続とのことですが…

のどと目の痛みとだるさは、軽くはなったものの、まだ続いていますorz

それはさておき、今日のニュースによると、国会で審議中の「共謀罪」法案は、自民党が民主党の「修正案」を「丸呑み」すると表明したことで、一転成立が危ぶまれたものの、“二転三転”し、当面の採決は見送りとなったとのことです。

「『共謀罪』継続審議へ 民主反発で採決見送り」(岩手日報=共同通信)

 「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法などの改正案をめぐり衆院法務委員会は2日午後、理事会を断続的に開き与野党が対応を協議した。1日の理事会で民主党の修正案を全面的に受け入れる方針を表明した与党は、委員会質疑と採決を実施するよう求めたが、民主党はこれを拒否して折り合わず、2日中の採決は見送られた。
 自民、公明の与党は同日午後の幹事長、国対委員長会談で、民主党の姿勢が変わらない限り、継続審議はやむを得ないとの認識で一致。政府、与党間の調整不足も露呈し、法案の行方は次期国会以降に持ち越される見通しとなった。

しかし、国会の日程が残っている以上、“継続審議だ”と断言するわけにもいかないでしょう.。「火種」が消えたわけでは全くないのですから。

それにしても、民主党が提出しようとした「修正案」は、

「共謀罪、一転成立強まる」(静岡新聞=共同通信)

 民主党が4月に提出した修正案は(1)共謀罪の適用を国境を越えた組織犯罪集団が関与した行為に限定(2)対象を政府案の4年以上の懲役・禁固に当たる罪から5年超の犯罪に絞る-が柱。同党は、その後の与党側との修正協議も踏まえて新たな修正案をまとめ2日の法務委員会に提出する。

とのことで、六百以上とされる「共謀」の対象範囲が「修正」で半分に削られたとしても、「話し合い」が「犯罪」とされる基本的な仕組みが変わっていない以上、修正は“小手先”というようなもので、与党案に比べ果たして「歯止め」となりうるか疑問が全く解消しないものでした。

それに、与党が衆院で3分の2の議席を占めているもとでは、一度成立させてしまえば、容易に成立後の再改定に進みかねないわけで、何で民主党はこういうものをあえて出したのか、こちらも非常に疑問でした。

この点をさておいたとしても、会期末に与党内でも「修正」や「再修正」などを云々しているようなものは、全くの欠陥品なのですから、「継続」なんてことはしないで、撤回し廃案にすべきだと思います。

|

« 教育基本法の改定といえば…… | トップページ | 生産過程の分析② »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73960/10366143

この記事へのトラックバック一覧です: “凶暴”罪、継続とのことですが…:

» 共謀罪 「特高警察必要になる」元法務・検察ナンバー3も批判【東京新聞 WEBにないので紙から】 [雑談日記(徒然なるままに、。)]
※今日6月4日東京新聞、「ニュースの追跡・話題の発掘」からです。 東京新聞は他の [続きを読む]

受信: 2006年6月 4日 (日) 午後 09時32分

« 教育基本法の改定といえば…… | トップページ | 生産過程の分析② »