« 煮えくり返る教育長発言、その後 | トップページ | 漫画「夕凪の街 桜の国」が映画化! »

2006年6月28日 (水)

米軍基地騒音の賠償34億円、日本が肩代わりだって!

米軍再編で、米軍機がものすごい騒音を立てて飛び交う基地の移転が問題になっています。米軍基地をめぐっては、全国で騒音公害に対する周辺住民の訴訟が起こされてきて、巨額の賠償が命じる判決が出されてきています。昨年は東京の横田基地での判決がありました。

ところが、アメリカ政府は支払いを拒否していて、その分を日本政府が払っているんですって!

「横田・厚木・嘉手納基地/爆音賠償 米が拒否 34億円 日本肩代わり」(しんぶん赤旗)

 横田、厚木、嘉手納各米軍基地の爆音被害にたいして裁判所は、総額二十七億六千六百万円の賠償命令を下していますが、アメリカ政府は「日本政府が支払うべきもの」として、支払いをいっさい拒否していることが判明しました。賠償は日本政府が立て替えています。
 日本政府は、グアム基地建設費など「日本防衛」と関係のない三兆円もの米軍再編経費を約束しながら、日米地位協定の賠償義務さえ無視したアメリカの横暴勝手を許しています。
 横田、厚木、嘉手納各基地周辺住民は、家族だんらんを妨げ安眠を奪う米軍機の爆音被害をなくすため、夜間・早朝の飛行差し止めを求め裁判闘争を続けてきました。一九九三年以来の判決は、夜間・早朝の飛行差し止めと将来の爆音被害への賠償は認めないものの、米軍の不法行為を認め、住民がそれまで受けた爆音被害にたいして、確定判決は国に賠償支払いを命じています。
 裁判所が国に命じた賠償総額は約二十七億六千六百万円。国が支払った総額は、訴訟開始時からの遅延金をふくむ約三十四億四千二百万円です。
(中略) 本来、騒音は米軍機によるもので賠償金はアメリカに支払い義務があります。米軍の特権を認めた屈辱的な日米地位協定によっても75%をアメリカが支払うと明記しています。
 アメリカ政府が裁判所の賠償命令を拒否し、一円も支払っていない理由について外務省は説明を避けていますが、横田一次訴訟のさいアメリカ政府は応訴拒否を伝える口上書のなかで、「日本政府のみが責任を負うもの」といっています。
 日本共産党の緒方靖夫参院議員が提出した質問主意書にたいする答弁書でも、政府は、日米間の「協議はなお妥結を見ていない」という十数年来くりかえしている見解に固執しています。

報道にもあるように、日米地位協定には、費用負担についての項目もあるんですが、支払いを拒否するってのは、“契約違反”でないの? それに唯々諾々と従う日本政府には、愛国心というものがないのかしらん!

|

« 煮えくり返る教育長発言、その後 | トップページ | 漫画「夕凪の街 桜の国」が映画化! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73960/10709890

この記事へのトラックバック一覧です: 米軍基地騒音の賠償34億円、日本が肩代わりだって!:

« 煮えくり返る教育長発言、その後 | トップページ | 漫画「夕凪の街 桜の国」が映画化! »