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2006年7月24日 (月)

天狗と花火

今日は、以前から応援している高尾山の「天狗の集会とパレード」に行ってきました。

高尾山はイギリス全土の植物種に匹敵するといわれる千数百種の植物が自生しているのだそうですが、ここに20年ほど前、高速道路「圏央道」のトンネルを2本通す計画が浮上して、住民の方々や自然保護団体が「トンネルを掘らせるな」という運動を始めたのですね。(この問題については、以前にも少し書きました

圏央道は、都心から50~60㌔圏、八王子、埼玉、つくばなどを環状に結ぶ高速道路で、総延長は約300㌔になります。とくに今年は4月になって、圏央道の建設を進める国土交通省が、高尾山にある「トラスト運動地」(自然保護運動の参加者などで土地や立ち木を共有するアレです)に対して、土地を強制収用するための「事業認定」を告示したので、運動をしている人たちの危機感が強まっているなかでの集会でした。

ただ、しかめ面をしてばかりの集会というわけではなく、ギターや邦楽の演奏やら、踊りの披露やらがあったり、模擬店も出たりと、かなりお祭りの雰囲気もある集会です。

ここ何日かはずっと雨が続いているので、この日もどうなるかと心配していたんですが、この日は朝に雨があがり、パレードが終わるまで持ちこたえてくれました。天狗様のお導きでしょうか^^

Tengu1_1

Tengu2

ところで、国は「都心部の渋滞を緩和できる」ということを旗印に、建設を進めているわけですが、東京圏を行き来する自動車は大部分が、区部なら区部内、多摩地域なら多摩地域内で完結する「域内交通」といわれるもので、圏央道の完成で圏央道に流れる自動車は数%だと指摘されています。果たして本当に「渋滞緩和」に役立つかどうかは、疑問なわけです。

もちろん、「圏央道があれば便利だ」という方もおられます。確かに道路ができれば便利にはなるでしょうが、だからといって「造る必要がある」かどうかは、立ち止まって考えてみなければならないと思うわけです。例えば、こういう高速道路の建設に必要な費用は、だいたい1㌔1000億円といわれています。財政赤字が喧伝されているときに、巨額の費用をかけてまで、また、環境の危機が叫ばれている時に、貴重な自然環境の宝庫と呼ばれる地域や、長年にわたって生活してきた人たちの家々を立ち退かせてまで、建設する必要があるのかどうか。こうした点を考えれば、やはり圏央道は建設すべきではない、などと、あらためて思いながら、歩いてきました。

パレードがはけて、京王線に乗ったら、浴衣姿の女の子が多いこと。何でも調布市で花火大会をやっているとのことで、調布で降りて写真を撮ってきました。が! 出来が悪いなあ。まあ、腕のせいだけではなく^^、曇りで風が全くなく、花火の煙がただよったなかで次の花火があがるというせいもあったわけです、と言い訳^^;。

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