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2006年8月 2日 (水)

「日本の父『子と過ごせず』世界6カ国の家庭教育調査」(東京新聞=共同通信)

日本のお父さんは、長時間労働に追われて子どもといっしょに過ごす時間が少ない――という調査結果が発表されました。

「日本の父『子と過ごせず』世界6カ国の家庭教育調査」(東京新聞=共同通信)

 日本の父親は仕事に忙しく、子どもに接したくてもなかなか一緒に過ごせない-。世界6カ国の保護者を対象にした国立女性教育会館の調査で、日本の父親は週に平均48・9時間と最も長く働く一方、子どもと過ごす時間は平日3・1時間で各国に比べ短いことが1日、明らかになった。
 同会館は「子どもの身の安全問題などから、子育てへの参加意識は高まっているのに、労働環境は厳しく、日本のお父さんは悩んでいる」と分析している。
 調査は2005年に日本、韓国、タイ、米国、フランス、スウェーデンで実施。各国約1000人の保護者が回答した。
 調査によると、父親の労働時間は最長の日本に続いて韓国が48・8時間。最短はスウェーデンの37・7時間だった。

調査結果の発表文書はこちら(PDFファイル)です。しかし、WEBページに載っている発表文書自体には、労働時間についての比較が出ていないんですよね。

共同通信の配信だけでなく、朝日新聞などにも同様の数字が出て比較されているので(「読売」「毎日」には出ていない)、どこかに出ているのでしょうか? あるいは発表の際に労働時間にもふれたのかもしれません。それならそれで、発表文書にもつければいいのに。

調査では、他にも「しつけ」など、子育てをめぐるいろいろな問題について、国際比較をしていますが、お父さんが、長時間労働のために子どもとふれあうことができないというのは、それらの前提というか、根幹にかかわることなのではないでしょうか?

子育てに対する社会的、あるいは行政的支援というのは、調査でも「遊び場をつくる」「経済的支援」など、いろいろ要望が出ているように、多様な施策・措置が取られうるし、行政や企業はそれらに知恵をしぼり、対策を講じるべきだと思いますが、日本では長時間労働の規制に踏み出すことが、「子育て支援」の面からも非常に重要な課題になっていると思います。

ましてや、一定額の年収以上の労働者を労働時間規制の対象から外す「ホワイトカラー・エグゼンプション」とか「自律的労働時間制度」などというのは、もってのほかです。

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