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2006年10月 5日 (木)

北朝鮮が「核実験」宣言

北朝鮮が「核実験を行うことになる」と声明を発表し、周辺各国から批判が続き、国連安保理でもこの問題について協議に向けて動いています。

「日本案めぐり実務者協議へ 北朝鮮声明受けて安保理」(中日新聞=共同通信)

【ニューヨーク5日共同】国連安全保障理事会は5日午前(日本時間6日未明)、実務者会合を開き、核実験を行うとした北朝鮮外務省の声明に「深い憂慮」を表明する日本提示の声明案について協議する。
 大島賢三国連大使は4日午前の安保理非公開協議で声明案を提示。これを受けた同日午後の実務者会合では、中国とロシアが声明案への態度を留保しており、中ロの対応が焦点となる。
 議長国の日本やフランスなどは、拘束力のない政治声明である議長声明としての採択を目指していたが、米国が「はるかに厳しい対応」(安保理筋)を求める一方、中ロが報道陣向け声明にするよう求める可能性もある。
 声明案は、核など大量破壊兵器と弾道ミサイルの拡散は「国際平和と安全への脅威になる」と確認。核実験を強行すれば「安保理が国連憲章の下での主要な責任に沿って行動する」との表現で追加的行動を警告した。
 また北朝鮮に対し、核問題をめぐる6カ国協議への無条件、即時復帰を要請。「すべての核兵器と既存の核計画」を放棄すると確約した昨年9月の同協議の共同声明履行に努めるよう求めた。(2006年10月05日 17時44分)

北朝鮮が近日中に本当に実験を行うというのか、あるいは“カード”として見せているだけの状況なのかは分かりませんが、もし実験に踏み出せば、90年代から昨年にかけて北朝鮮自身がたびたび韓国や日本など周辺国と行ってきた共同声明にそむきますし、朝鮮半島を含む東アジアに新たに火種を持ち込むことにもなります。

国際社会がこれに対して、どうのぞむのか。国連安保理での協議がどうなるかは、まだ分かりませんが、日本や韓国をはじめ6カ国協議の参加国、国連安保理各国が一致点を探り出して対応していくこと、軍事的対応へ踏み出すのではなく、あくまでも北朝鮮を国際協議に復帰させること――道筋は多難ではあるのですが――を基本にしてほしいものです。そして、瀬戸際外交や拉致問題をはじめとした各種の国際犯罪を清算することが北朝鮮自身の“利益”にもなることを粘り強く説得していくことが必要なのでは、と感じます。

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コメント

安倍内閣成立を祝賀し支援の核実験騒動でしょうか?

投稿: 愛国者 | 2006年10月 6日 (金) 午後 09時53分

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