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2006年11月24日 (金)

石原家の一族

先日、豪華海外出張という問題が明らかになった石原慎太郎・東京都知事ですが、今度は続いて、4男(ゲージツ家なのだそうです)を公費で海外出張させていたという問題が発覚しました。

asahi.com:「石原知事の四男、公費で海外出張 都『問題ない』」

 芸術活動に携わっている石原慎太郎・東京都知事の四男(40)が03年3月、都職員らと一緒にドイツ、フランスを訪れた際、費用計55万円を都が全額負担していたことが22日、共産党都議団の調査で分かった。都は「都の事業の外部委員としての出張で支出に問題はない」としているが、委員の委嘱は1カ月間だけ。庁内からは「海外出張のための委員委嘱では」との声も上がっている。
 都側の説明では、四男は同月19~26日、文化行政担当の都参与とその妻、都職員と4人で、石原知事脚本の「能オペラ」の制作準備のためドイツの室内楽団や欧州で活動中の日本人作曲家と打ち合わせなどをした。四男の航空運賃や宿泊費は都が全額負担した。
 四男は、都の若手芸術家の支援事業「トーキョーワンダーサイト」に助言、意見をする芸術家として、03年3月1日、外部委員「アドバイザリーボード」の委嘱を受けた。委員としての報酬は受け取っていないという。「事業の理解者として委員に委嘱した。旅費の支出に問題はない」としている。
 しかし、委嘱の期間は同31日までの1カ月間だけ。この事業に詳しい都幹部の一人は「極めて不自然。海外出張させるために委嘱したと疑われても仕方ない」と話す。
 「能オペラ」は04年2月に東京公演を予定していたが、作曲家との調整がつかず中止された。四男はその後も参与らの海外出張に数回同行しているが、都は出張費を負担していないという。
 ワンダーサイト事業について石原知事は今年9月の記者会見で、「私が考えついたんだからね。トップダウンですよ」と話している。

この問題についての日本共産党都議団による調査結果はこちら(同党都議団サイト)です。

このサイトによると、都の美術館とか現代美術館とかいった文化施設は、軒並み予算を減らされているのに、TWSだけは補助金が“倍々ゲーム”以上のテンポで増額され、しかも事業計画もコロコロ変更されているとか。この施設だけ破格の厚遇にも驚きますが、その責任者に知事の知人をすえ、さらに自分の息子を公費で出張させるとは、いったい何事でしょうか。

この問題などで、都庁には都民から数百件もの批判が寄せられているそうですが、知事は“余人をもって代え難いから息子を使った”と「反論」(開き直り)しています。しかし、そんなに“余人をもって代え難い”ほどの芸術家なら、あちこちで名前ぐらいは聞かれてもおかしくないはずですが、“この問題が出るまで、ほとんど聞いたことない”という方が多いんじゃないでしょうか?

仮にそんな傑出した人物であったとしても、通常は親族の登用には相当慎重になるのが普通ですが。まあ、県内の湖に自分の娘の名前をつけた前のS県知事みたいのもいましたが。これでは、“息子のためにつくった”と批判されても仕方ないですわね。豪華な海外出張のときもそうでしたが、批判されるとすぐ人のせいにするのは、もうやめた方がいいですな。

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