学問・資格

2008年10月 8日 (水)

ノーベル物理学賞を益川教授ら日本人3氏が受賞

今年のノーベル物理学賞で、陽子や中性子など「素粒子」を構成する「クオーク」という物質が6種類あることを予見した≪小林・益川理論≫の小林誠教授、益川敏英教授と、やはり素粒子研究の南部陽一郎教授が受賞されました。3先生、おめでとうございます。

「ノーベル物理学賞:益川教授ら日本人3氏に授与」(毎日jp)

 スウェーデン王立科学アカデミーは7日、08年のノーベル物理学賞を、米シカゴ大の南部陽一郎名誉教授(87)=米国籍▽高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授(64)▽京都産業大理学部の益川敏英教授(68)の日本人3人に授与すると発表した。素粒子の理論で先駆的な役割を果たしたことが評価された。日本人のノーベル賞受賞は、02年の小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(物理学賞)、田中耕一・島津製作所フェロー(化学賞)以来6年ぶりで、3氏を含め受賞者は計15人。物理学賞に限ると小柴氏に続き計7人となった。

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2007年11月24日 (土)

「市場経済」をトータルにとらえる――なぜ今『資本論』なのか

なぜ今『資本論』か
東京学習会議の資本論講座ガイダンスに参加してきました。とはいえ、いろいろ果たさざるを得ない別用があったために、お知らせに書いた午前中の宮川彰、今宮謙二両先生のお話は聞けずに、話をきちんと聞けたのは山内清先生だけでしたが。(恩師の宮川先生には、会場でお目にかかることはできましたが)

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2007年11月23日 (金)

2008年東京『資本論』講座・無料ガイダンスのご案内

【この記事は、11月23日までトップに貼り付けておきます】

私が顔を出している東京学習会議『資本論』講座で今月23日午後1時半から、来年の講座の無料ガイダンス新宿農協会館(地図はこちら)で行います。

大きなテーマは「今なぜ『資本論』か」。新自由主義にもとづく「市場原理」政策のもとで、雇用・労働や環境などさまざまnな分野で規制が緩和・撤廃され、貧富の格差の拡大や、環境悪化などの問題が急速に深刻になっています。これらの現象を引き起こしている「資本」とはいったい何なのか。その向かう先には何が待ち受けているのか――それを大本から明らかにしたのが、マルクスの『資本論』だと思うのです。

今回のガイダンスは午前と午後の2部構成になっています。興味をお持ちになった方は午後のガイダンス講演をどうぞ。

◆午後のガイダンス講演の内容は――、

「映画にみる資本論の世界」
  講師:山田和夫さん(映画評論家)

「今、なぜ『資本論』か?」
  講師:山内清さん(国立鶴岡高専教授、第1部講座講師)

となっています。

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2007年5月27日 (日)

レジメづくり

今日(27日)は学習会です。4月の回は都合で参加できなかったので、2カ月ぶりの出席です。

欠席したにもかかわらず、その時の内容について、本編前の自主復習会で報告することになりました。学生時代に作った要約ノートや、研究入門書などを見直しながら、3日ほど前にレジメ第1次案を作って、仕事の行き帰りやご飯時などに見直し、修正を書き込んでいました。

ここ数日、定食屋や喫茶店で、ご飯をそっちのけに、本を見ながら、ブツブツつぶやきながら、プリントに書き込みをしていた奴を見かけた方、もしかしたら私かもしれません。

で、昨日(26日)、夜に仕事から帰ってきて、先ほど何とか大雑把ながら(それはいつものことか)まとまりました。レジメ作りは“峠最速”とはいきませんね(とくに意味はなし)。あー疲れた(って途中1時間ほどテレビ見てたくせに^^;)。

そのうちブログにも、その時の様子を交えてアップするつもりですが(最近全然更新できていませんけどね)、はてさて報告は時間内にできるでしょうか? それから、参加している方の疑問にどこまで答えることができるでしょうか?

そーいえば、前々回に作ったレジメや学習会の内容も、アップしてなかったような気が(苦笑)。

それでは、ごきげんよう。

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2007年1月28日 (日)

四角い頭をマルクスる?

Marxkgr …って何かどこかの進学塾の宣伝みたいですね。半月ほど前、いつもよく拝見させていただいているブログ「Internet Zone::WordPressでBlog生活」さんで紹介されていた本を見つけて、面白そうだったので、買って読んでいました。小暮太一著『マルクスる?』(マトマ商事)。タイトルの横には“世界一簡単なマルクス経済学の本”、帯には“3時間でマルクス経済学の基礎が身につく超入門本”というだけあって、会話調の文章で、なかなか手際よく(もちろん、かなり省略していますが)、まとめています。

この本は著者の小暮氏(何と1977年生まれ! 私より7歳も若い○| ̄|_)が『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』『~~ミクロ経済学の本』に続けて出版したものですが、面白いのは、「はじめに」で、

出版するのが最後になってしまいましたが、実はマルクス経済学編を一番最初に書きました。それは単純に、「一番面白かったから」。

と紹介していることです。

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2007年1月 9日 (火)

公開講座「『資本論』とはどんな書物か」に参加しました

東京学習会議の『資本論』講座、8日の無料公開講座「『資本論』とはどんな書物か――序文・後書きを読む」(1部~3部講座の合同)に参加してきました。序文と後書きでは、マルクスが資本主義研究で取ったスタンスと『資本論』の研究対象などについて、簡潔にのべているわけですが、これらについて、宮川彰・首都大学東京(通称「クビ大」)教授が詳しく語ってくれました。

この公開講座では120人が参加して、当初用意した机では足りなくなり、人が増えるたびに、机といすを新たに用意するという、うれしい盛況ぶりでした。メールなどで案内を送らせていただいた方々、ご協力いただきありがとうございました。m(__)m

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2007年1月 5日 (金)

無料公開講座「『資本論』とはどんな書物か」のお知らせ

さて、今年も東京学習会議『資本論』講座に引き続きかかわっていく予定でおります。(受講の動機については、こちらをお読みください――去年のものですが)

てわけで、8日には第一弾として、公開講座「『資本論』とはどんな書物か――序文・後書きを読む」を行います。『資本論』の序文と後書きでは、マルクスが資本主義研究で取ったスタンスと『資本論』の研究対象などについて、簡潔にのべられています。

どなたでも受講できますので、通年講座の受講を申し込んでいない、“どんなものなのか、ちょっとのぞいてみようか”という“お試し”の方もぜひどうぞ。

講師は宮川彰・首都大学東京(通称「クビ大」)教授です。ただし、資料印刷の都合上、事前連絡が必要になるそうですので(実は昨年11月の講座は予想以上の人出で、レジメ・資料の増刷につぐ増刷に追われて大変だったのです)、できれば事前に主催者にご一報いただければ幸いです(なきゃダメってことはないと思いますが)。問い合わせは東京学習会議03(5842)5646まで。

【追記】そういえば、昨年の11月度と12月度の「講座」について、更新がとどこおっていた時期で、記事を全然書いていませんが、その時の「自主復習会」のレジメだけはアップしておきます。ご興味がおありの方は、ご覧ください。

11月度自主復習会(11月12日開催)「第6篇 労賃」レジメをダウンロード

12月度自主復習会(12月10日開催)「第7篇 資本の蓄積過程(上)」レジメをダウンロード

「第7篇(下)」のレジメがないのは、この日講義があった「第7篇(下)」について、単に自主復習会を開く機会がなかったからです。

ここでは資本が富を蓄積する対極で、労働者の側では貧困が蓄積されること(生活水準自体の低下もあれば、社会全体の生産力に比べて、という相対的な意味もあります。もちろんこれもどの程度に落ち着くかは、労資の階級闘争の動向によって変わってきます)、資本の蓄積に必要な分を上回る人口が「相対的過剰人口」として、労働者を全体としていっそう貧困に追い込んでいくこと(現代でいえば、フリーターなど非正規雇用の横行や「ワーキングプア」などの問題があります)、そしてこの過程全体を通して、やがては資本主義的な生産のあり方そのものを克服する方向に向かわざるを得ないこと、などが壮大な視野で明らかにされています。

が! 上のような理由で、レジメを作っていませんので、「見せてもらおうか。『壮大な視野』の復習レジメとやらを!」といわれても、アップしていません。最近は、まとめを書く余裕がないので、ごめんなさいm(__)m 今年も第1巻講座を再受講しますので、いずれまたふれることにしたいと思います。

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2006年11月23日 (木)

講演会「『資本論』で新自由主義を斬る」のお知らせ

23日(木)の午後1時から、東京・市ケ谷の「エデュカス東京」(全国教育文化会館、場所はこちら)で、学習講演会「『資本論』で新自由主義を斬る」を開きます。

経済の「グローバル化」のもとで現在、さまざまな分野で、“市場万能”“競争原理”がはびこり、「格差社会」化も進んでいます。超高層マンションに暮らす「ヒルズ族」が幅を利かす一方、働いても働いても年収150万円以下の「ワーキングプア」が増えています。就職活動しても正社員は少なく、不安定な「派遣社員」や「アルバイト」ばかり。「『スキルをつけろ』『再チャレンジしろ』といわれても、体も心ももう限界だ」と訴える人が大勢います。

人々が「勝ち組」「負け組」と二分されるようになってしばらくたちますが、「負け組」とされてしまうのは、いったい本当に、本人のせいなのでしょうか?

今回の学習講演会は、「新自由主義」と、その源泉や根本的な問題点、打開と克服の方向について考えるという趣旨です。

講師は宮川彰・首都大学東京(通称「クビ大」)教授です。内容の詳細(まあ、テーマそのままなのですが)は、こちらをご覧ください。参加費は無料です。

主催は東京学習会議、電話は03(5842)5646です。

ご関心をお持ちの方、ぜひご参加ください。

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2006年11月 9日 (木)

ぐるぐるの日々

仕事が忙しかったり何やかんやで、どうにもダルく、ダメダメモードですorz。「核武装発言」やら教育基本法のヤラセやら、ここでいおうと思っていたこともいろいろあるのに、どうも力が回りません。コメントやTBをいただいているみなさん、本当にありがとうございます&お返しするものが何もなくてすみませんm(__)m。

東京学習会議の『資本論』講座の11月度の会も次の日曜に迫り、恒例(?)の“前座”学習会のレジメも作らないといけないのですが、まだ何も作っていません。関連する本を読んだり読みかけたりしているだけ。そういえば、前回の内容も書いていなかったし、レジメもまだアップしてませんでしたな。てわけで、唐突に、かつ取ってつけたような感じですが、ここでアップしておきます。ご興味、ご関心がおありの方はご覧ください。また、批評なども寄せていただければ幸いです。

「第5篇 絶対的および相対的剰余価値の生産」レジメをダウンロード

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2006年10月 4日 (水)

「来週はサービスサービスっ!」?

いきなり何だかなあ、なタイトルですみません。先月10日に行われた東京学習会議「資本論」講座についての話を書かないまま、時間がたって、月も変わってしまいました。いえ、本当は半月近く前に3時間かけて書いたんですが、やっと完成し、アップしようとボタンを押したとたんにPCがフリーズ。バックアップを取らないままだったので、そのまま消えてしまい、以後立ち直れないまま、今にいたったわけです。

前回書いた続きとして、相対的剰余価値の生産について考えるうえでは、労働者が資本家の指揮下で働くだけでなく、集団で働くことが欠かせません。集団で働くことにより、①一人では決してなしえない「集団としての生産力」を発揮できる②労働を分割し(分業)、それぞれの部分作業が熟練・洗練されることで、全体としての作業もより迅速に行える――ことができるようになり、やがて、手工業で行われた労働は、機械制に取って代わられました。

機械と大工業についてがこの時の「自主復習会」の内容でした。レジメをアップしておきますので、ご興味がおありの方はご覧ください。(自主復習会「機械と大工業」レジメをダウンロード

ところで、機械と道具の違いって、何だと思いますか?

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